統合失調症② 監視や盗聴を受けている

統合失調症とは

脳の様々な働きをまとめることが難しくなる病気です

統合失調症は、脳の様々な働きをまとめることが難しくなるために、
幻覚や妄想などの症状が起こる病気です。

ほかの慢性の病気と同じように長い経過をたどりやすいですが、
新しい薬や治療法の開発が進んだことにより、
多くの患者さんが長期的な回復を期待できるようになっています。

幻覚や妄想が特徴的な症状です

統合失調症の症状でよく知られているのが、「幻覚」と「妄想」です。

幻覚とは実際にはないものをあるように感じる知覚の異常で、
中でも自分の悪口やうわさなどが聞こえてくる幻聴は、しばしば見られる症状です。

妄想とは明らかに誤った内容を信じてしまい、
周りが訂正しようとしても受け入れられない考えのことで、
いやがらせをされているといった被害妄想、
テレビやネットが自分に関する情報を流していると思い込んだりする
関係妄想などがあります。

こうした幻覚や妄想は、本人にはまるで現実であるように感じられるので、
病気が原因にあるとはなかなか気づくことができません。

天王寺しみずクリニック メンタル・心療内科・精神科

大阪市阿倍野区 心療内科・メンタルクリニック

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